QFX5240スイッチ

AIデータセンターの基盤をご紹介します。QFX5240スイッチは、Broadcom Tomahawk 5シリコンを活用して、前世代の2倍の容量となる800 GbEを提供します。大規模クラスターに求められる高度なネットワーキング要件に対応するように構築されており、Apstra Data Center Directorと連携して、AIおよびMLワークロードのトレーニングとアクセスを日常的に運用できることを保証します。QFX5240スイッチは、高密度の800 GbEポートを搭載した2U固定フォームファクタであり、AIおよびMLワークロードの特定のニーズに合わせて調整した高度なネットワークサービスを提供するソフトウェアが備わっています。AIネットワークの基盤となるこれらのスイッチはGPU使用率が高く、JCT(ジョブ完了までにかかる時間)の高速化を実現できるため、トレーニングが迅速化します。

主な特長


ユースケース:AIデータセンターのリーフ/スパイン、データセンターファブリックのリーフ/スパイン/スーパースパイン

ポート密度:

  • QFX5240-64QD:QSFP-DD 800 GbE x 64ポート。128 x 400 GbE、または256 x 100 GbEのブレイクアウトを使用可能
  • QFX5240-64OD:OSFP 800 GbE x 64ポート。128 x 400 GbE、256 x 100 GbE、または256 x 50 GbEのブレイクアウトを使用可能

スループット:最大102.4 Tbps(双方向)

特長とメリット

2Uスイッチで800 GbE x 64ポート搭載のAIデータセンターのスペースと総電力使用量を削減でき、または2 x 400 GbEを使用してGPUへの接続を強化できます。その一方で、Data Center Directorを通じてレール最適化設計を自動化できます。

  • リーフスパイン接続向けに、800 GbEのOSFPおよびQSFP-DDのバリエーションを選択可能
  • ECN/PFCカウンターをサポートする高度なテレメトリ機能
  • フローエントロピーの低減に対応できる、きめ細かなロードバランシング機能

Junos OS Evolvedの機能

QFX5240スイッチは、BGP追加パス、MPLS、レイヤー3 VPN、RoCEv2(RDMA over Converged Ethernet)、マルチキャストなどの高度なネットワーク機能をサポートします。

ネットワーク自動化

インテントベースの自動化、Terraform、Python、Puppet、Ansible、ZTP(ゼロタッチプロビジョニング)に対応しており、Day 0からDay 2の運用におけるネットワークの複雑化に対処できます。

ファブリック管理

Apstra Data Center Directorは、データセンターのクローズドループアシュアランスにより、IP/EVPNファブリックに対してDay 0からDay 2をすべてカバーする機能を提供します。

QFXシリーズスイッチ

QFX5240を他のQFX製品と比較してご覧ください。
QF5240-64OD Front with Top Low

QFX5240

QFX5240製品ラインは最大800 GbEのインターフェイスを備え、拡張性、パフォーマンス、低遅延性が重要となるAIおよびMLワークロードや、その他の高速かつ高密度なスパイン&リーフIPファブリックを含むAIデータセンターネットワークの導入をサポートできます。

技術的な特長

ユースケース:AIデータセンターのリーフ/スパイン、データセンターファブリックのリーフ/スパイン/スーパースパイン

ポート密度:

  • QFX5240-64QD:QSFP-DD 800 GbE x 64ポート。128 x 400 GbE、または256 x 100 GbEのブレイクアウトを使用可能
  • QFX5240-64OD:OSFP 800 GbE x 64ポート。128 x 400 GbE、256 x 100 GbE、または256 x 50 GbEのブレイクアウトを使用可能

スループット:最大102.4 Tbps(双方向)

表示中
QFX5230-64CD Front with Top Image View

QFX5230

QFX5230スイッチは、最大400GbEのインターフェイスを提供し、高速で高密度なスパイン&リーフIPファブリックをサポートします。主なユースケースには、拡張性、パフォーマンス、低遅延が重要となるAI/MLワークロードを持つAIデータセンターネットワークなどが含まれます。

技術的な特長

ユースケース:データセンターファブリックのスパイン、スーパースパイン(AIデータセンターネットワークを含む)、IPストレージネットワーク、エッジ/データセンター相互接続(DCI)

ポート密度:

  • QSFP56-DD 400GbE × 64ポート。128 × 200GbE、256 × 100GbE、64 × 40GbE、256 × 25GbE、または256 × 10GbEにブレイクアウトを使用可能

スループット:最大51.2 Tbps(双方向)

qfx5220-32cd-frontwtop-low-1

QFX5220

QFX5220シリーズは、実績のあるインターネットスケール技術に基づいた、大規模で高密度、高速標準型ファブリックに、最大400GbEのインターフェイスを提供しています。QFX5220 スイッチはメトロの導入事例と同様に、スパイン/リーフ型の データセンターファブリック導入に 最適な選択肢です。

技術的な特長

導入事例:データセンター・ファブリック・スパイン

ポート密度:

  • QFX5220-32CD:40/100/400GbE QSFP56-DD x 32、10GbE SFP+ x 2
  • QFX5220-128C:100 GbE QSFP28 x 128、10 GbE SFP+ x 2

スループット:最大25.6 Tbps(双方向)

 

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QFX5240に関するよくある質問

QFX5240スイッチの主なユースケースは何ですか?

QFX5240スイッチは、スパインスイッチまたはリーフスイッチとしてAIデータセンターの導入向けに構築されています。また、あらゆるIPおよびEVPN-VXLANファブリック内の、スパインおよびスーパースパインロールとしても最適です。

QFX5240スイッチのポート密度と速度を教えてください

QFX5240-64ODは、最大64 x 800 GbE、128 x 400 GbE、または256 x 100 GbEポートをサポートします。QFX5240-64QDは、最大64 x 800 GbE、128 x 400 GbE、256 x 100 GbE、または256 x 50 GbEポートをサポートします。

QFX5240スイッチのスループットを教えてください

QFX5240スイッチは、最大102.4 Tbpsの双方向スループットを実現し、1秒あたり212億パケットのフォワーディング容量を備えています。