AIネイティブネットワーキングがM-Filesのデジタルワークプレイスを強化

M-Filesは、ビジネスの効率化をサポートします。M-Filesドキュメント管理プラットフォームは、あらゆる状況での情報検索、ビジネスプロセスの自動化、情報管理の強化によるリスク低減を通じて、ナレッジワーカーをサポートします。爆発的に増加する情報を管理する必要性が高まるのに伴って、2023年にM-Filesは、年間経常収益1億ドルという卓越した「ケンタウロス企業」の水準に達しました。

M-Filesは、ユーザーおよびIT運用担当者のエクスペリエンス向上を目指して、フィンランドの本社にジュニパーのAIネイティブネットワーキングプラットフォームを採用しました。

概要


会社名 M-Files
業界 テクノロジー
使用製品 Wireless Access PointsEXシリーズWireless(Wi-Fi)AssuranceWired AssuranceMarvis VNAジュニパーMist Access Assurance
地域 EMEA
M-Filesの画像
お客様企業の導入事例の概要

5,000

M-Filesドキュメント管理SaaSプラットフォームを使用しているお客様の数

信頼性

新本社における有線および無線接続

シンプル

AIOpsによりIT人員の業務が簡素化され、戦略的な作業に専念可能

迅速化

ネットワークの問題を迅速に特定・解決し、ビジネスの中断を最小化

課題

デジタルワークプレイスに最適なWi-Fi

優れた人材を引き付けて維持するためには、企業に優れたワークスペースが必要です。M-Filesは、フィンランドのタンペレに新しい本部オフィスを設計するにあたり、静かなワークスペース、居心地の良い休憩スペース、ジム、音楽ラウンジを備えることで、効率的な仕事ができるだけでなく、クリエイティブで社交的な交流もできる空間を目指しました。サウナもあります。

M-Filesはこの新しい職場に適したネットワークを求めていました。AIを活用したドキュメント管理プラットフォームを進化させながら、よりシンプルな運用で優れたユーザーエクスペリエンスを提供できるネットワークが必要でした。

「悩みは無線機器の管理でした」とM-FilesのICT管理担当リードであるPasi Sjöholm氏は述べています。「異なるバージョンの無線コントローラーが混在しているため、コマンドラインツールでの設定が頭痛の種でした。管理が容易で、今後数年間にわたって当社のビジネスニーズを支えられるネットワークが必要でした」

M-Filesは、ITチームが問題の迅速なトラブルシューティングを実施し、原因がアプリケーション、デバイス、またはネットワークのどれであるのかを特定できるように、ネットワークのユーザーエクスペリエンスとツールの可視性を向上したいと考えていました同氏は次のように述べています。「問題が発生すると、誰もがネットワークのせいだと思いがちです。実際にどこに問題があるのか、そしてそれを修正する方法を正確に把握する必要があります」

M-Files Challenge
ソリューション

グローバルな成長に向けて構築されたAIネイティブネットワーキングプラットフォーム

M-Filesは、本社で優れたデジタルエクスペリエンスを確保するため、業界をリードするAI for IT Operations(AIOps)を提供する機能を備えたジュニパーのAIネイティブネットワークを採用しました。 ジュニパーのAIネイティブネットワーキングプラットフォームは、マイクロサービスクラウドで9年以上の強化学習により、すべての接続のスムーズな実行と安全を保証します。

Juniper AP34無線アクセスポイントは、6GHz帯を使用することで高速かつ信頼性の高いWi-Fiを実現する高性能Wi-Fi 6Eを提供します。M-Filesは、ジュニパーのEX4100スイッチとEX4400スイッチを使用して、安全で耐障害性が高く、管理が容易なキャンパスファブリックを構築しています。

包括的なAIOpsがネットワーク運用を自動化します。ITチームは、ネットワークサービスレベルを設定、監視および実施でき、重要なビジネスアプリ向けリソースに対して優先順位も設定できます。 会社所有デバイスおよびBYODデバイスに対しては、ユーザーとデバイスのIDに基づいて、ゼロトラストネットワークアクセスポリシーが適用されます。従業員は、オフィスで個人デバイスを使用するにあたり、VPNを使用する必要がなくなりました。

ITチームは、AIネイティブなMarvis VNAを使用することで、先手を打つことができます。Marvis VNAから事前対応型のアクションや規定されたアクションが提供されるため、ITチームはMicrosoft Teamsのクライアント上の問題やケーブル不良などの問題を迅速に解決できます。「Juniper Mist管理ポータルは直感的で使いやすく、経験の浅いスタッフでもネットワークを理解して、問題のトラブルシューティングを容易に行うことができます」とSjöholm氏は述べています。

M-Files Solution
成果

職場のコラボレーションを強化

ジュニパーのAIネイティブネットワークを利用することで、M-Filesの才気あふれるチームは、本社内で効率的な共同作業を進めることができます。 運用担当者とエンドユーザーのエクスペリエンス向上という成果を受けて、M-Filesはヘルシンキ支社のネットワークもジュニパーでアップグレードしました。

「ジュニパーのネットワークは、パフォーマンスと信頼性を向上させるだけでなく、長期的なコスト削減にもつながります」とSjöholm氏は述べています。「最初にフィンランド国内のオフィスでジュニパーを使用し始めましたが、世界中の他の拠点にも拡張していく予定です。」

直感的に使えるツールと、ジュニパーのAIネイティブネットワークから得られる実用的なインサイトにより、Sjöholm氏は、より多くのネットワークタスクをチームに任せることができるようになりました。ITスペシャリストはより多くのネットワーク業務を自分で処理できるようになり、Sjöholm氏は、より戦略的なビジネスサービスの計画と実装に専念できるようになりました。

Sjöholmはジュニパーを採用することは絶対に外せない計画の1つだと言います。 「ジュニパーと提携し、今後数年間にわたって当社のAI専門知識を共に成長できることを楽しみにしています」と同氏は述べています。

M-Files Outcome
「チームは、ジュニパーのAIネイティブネットワークを通じて問題をより迅速に特定して解決できるようになるため、ダウンタイムが短縮され、ビジネスにおける運用の中断が減少しました。」
Pasi Sjöholm ICT管理担当リード、M-Files

2024年7月公開