ジュニパーネットワークス、Juniper Secure AI-Native Edgeを発表: 共通のクラウドとAIにより、セキュリティとネットワークの構成、管理、トラブルシューティングを 実現する業界初のソリューション
統合されたオペレーションで、ネットワークとセキュリティドメイン全体にわたり優れた可視性、制御性、有効性を実現し、シームレスなオペレーションと卓越したセキュアなユーザーエクスペリエンスを提供
セキュアなAIネイティブネットワーキングのリーダーであるジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は、本日、Security Assuranceを搭載した新たなソリューションJuniper Secure AI-Native Edgeを発表しました。これは、受賞歴のあるジュニパーのMist AI™のAIネイティブでかつクラウドネイティブのネットワーク運用と、業界屈指の優れたセキュリティソリューション を組み合わせたものです。
単一のクラウドとジュニパーの Mist AI™エンジンのもとで、業界最高水準のネットワーク運用およびセキュリティ運用を統合することで、さまざまな環境における潜在的なネットワークの脅威に対する検知、診断、解決を推進する包括的な統合ソリューションをお客様に提供します。
ネットワークとコンテンツセキュリティは、デジタル時代の組織にとって不可欠です。しかし、従来のソリューションでは複雑化しコストがかかり、進化する複雑な脅威に対して効果を十分に発揮できない場合が多くあります。また、個々の製品への依存はサイロ化を進め、セキュリティ体制、ネットワークパフォーマンス、生産性を低下させます。これらの課題に対処するため、あらゆる領域でセキュリティとネットワークの運用の簡素化と統合を実現し、総所有コスト(TCO)を削減するJuniper Secure AI-Native Edgeを開発しました。Juniper Secure AI-Native Edgeは、ネットワークリソースとアプリケーションへの安全で信頼性の高いアクセスを提供します。さらに、共通のクラウドと Mist AI™エンジンのもとで、SD-WAN (WAN Assurance)、セキュリティ (Security Assurance)、NAC (access Assurance) を新たに提供します。
そのため、将来、シンプルでシームレスかつセキュアなユニバーサルZTNA (uZTNA) の導入と管理を検討しているお客様にも最適です。
AIネイティブネットワーキングとセキュリティを融合した業界初のSecurity Assuranceサービス
Juniper Secure AI-Native Edgeソリューションの鍵となるのが、新たな定額制ソフトウェアのMist Security Assuranceです。このクラウドホスティングの提供により、ジュニパーはセキュリティとネットワーク運用を統合した形でより緊密に連携させています。管理者は単一のダッシュボードを通じて、ユーザー向けの認証ポリシー、ユーザーがアクセスできるアプリケーション向けのアプリケーションポリシー、さらに、ユーザーがアプリケーションにアクセスする方法を指示するトラフィックステアリングポリシーを設定できます。また、エンドツーエンドのユーザーエクスペリエンスとセキュリティインサイトにより、運用担当者は統一のセキュリティポリシーを効果的に特定して、運用できるようになります。
Juniper Secure AI-Native Edgeは、最新のCyber Ratingsのエンタープライズファイアウォールテストで業界最高水準の99%以上のスコアを獲得した、優れた効果を持つSRXセキュリティを活用しています。この独自の評価テストでは、複雑なゼロデイ攻撃およびマルウェアの検出率、レスポンス時間、フォールスポジティブなど、さまざまな重要な指標を分析しています。ジュニパーは、高度な脅威インテリジェンスと機械学習機能を備えており、パフォーマンスに影響を与えずにラインレートで脅威を検出できます。これを活用して、既知および未知の脅威をリアルタイムで検出し、予防できます。
Security Assuranceは、ジュニパーの有線、ワイヤレス、NAC、SD-WANソリューションと同じ UI で導入され、同じ Mist AI™エンジンを使用しています。さらに、ジュニパーのゼロトラストのデータセンターソリューションにも同じ AIOps、マイクロサービスクラウドアーキテクチャ、セキュリティパラダイムが適用されています。業界をリードするエンドツーエンドのネットワーク運用に、業界最高水準のセキュリティ効果と脅威インテリジェンスを組み合わせることで、お客様はネットワークとセキュリティの運用設定、管理、トラブルシューティングのための卓越したソリューションを手に入れることができ、その結果、クライアントからクラウドまでの優れたエクスペリエンスを実現します。
お客様の声
Dell’Oro Groupのシニアリサーチディレクター、マウリシオ・サンチェス(Mauricio Sanchez)氏は、次のように述べています。
「ジュニパーは、Juniper Mistクラウドサービスにあらゆるセキュリティ製品を統合し、管理の簡素化とコラボレーションの強化という市場のニーズに応えています。これにより、ネットワークセキュリティ(SSE、ファイアウォール)と企業ネットワーク(LAN/WLAN、ブランチ、データセンター)ソリューション全体でシームレスな構成とプロビジョニングが可能になり、セキュリティ対策、可視性、制御が改善されます。ジュニパーはこのような機能でMistのプラットフォームを強化することで、デジタル化を推進する企業の進化するニーズに対応した、より統合された企業向けネットワーキングソリューションを提供します」
ジュニパーネットワークス、コアテクノロジー&セキュリティ担当SVP兼GMのシシル・シン(Shishir Singh)は、次のように述べています。
「今日、CISOとCIOは、一方ではサイバー脅威の急増と進化、もう一方ではより迅速で大規模なデジタルトランスフォーメーションに対するビジネス要求に直面しています。従来のセキュリティ製品やサービスでは、こうしたパラダイムに対応するためのインテリジェンスや自動化が不十分であり、現代のデジタル組織に不可欠なシームレスで包括的な保護とパフォーマンスを実現するには、従来と異なるより柔軟なアプローチが必要になります。Juniper Secure AI-Native Edgeは、業界をリードするジュニパーのセキュリティの有効性とAIOpsの能力およびアジリティを組み合わせて活用することでこの問題を解決します」
ジュニパーネットワークス、AIドリブンエンタープライズ担当EVP兼GMのスジャイ・ハジェラ(Sujai Hajela)は、次のように述べています。
「ジュニパーのAIネイティブネットワーキングプラットフォームの基本原則は、適切なデータ、リアルタイムでの適切な対応、適切なインフラストラクチャです。クラウドベースのインテリジェントな自動化されたセキュリティ管理機能をプラットフォームに統合することは合理的な進歩であり、ITおよびセキュリティチームが、保護対象のネットワーク、デバイス、ユーザー、アプリケーションに合わせて、迅速なデータドリブンセキュリティの意思決定と対応を行えるようになります。サイバーセキュリティにおいて最も貴重なのは時間であり、検出、リスクの軽減、解決までの時間を短縮することがきわめて重要です」
参考資料:
- ブログ:The power of unifying network and security operations with Juniper’s Secure AI-Native Edge –Jeff Aaron
- ブログ:Security efficacy: Bridging the gap from client edge to data center with Juniper Networks security –Mike Spanbauer
※本リリースはジュニパーネットワークス本社が2024年10月8日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です。
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、「接続できること」と「優れた接続体験」は異なると考えています。ジュニパーネットワークスのAI-Native Networking Platformは、AIを活用し、エッジからデータセンター、クラウドまで、最高かつ最も安全なユーザー体験を提供するために構築された独自のプラットフォームです。
詳細な情報は、以下をご覧ください。
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