ジュニパーネットワークス、マイクロソフト「SONiC」とのネイティブ統合を発表
オープンなプログラマビリティ向上に向けた取り組みをさらに拡大
ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、ジュニパーの提供するプラットフォームがマイクロソフト社の「Software for Open Networking in the Cloud(SONiC)」と、ネイティブ統合したことを発表しました。これにより、クラウドプロバイダーに充実したルーティングや高度なテレメトリで強化された、簡素で自動化されたスイッチマネジメントプラットフォームを提供することが可能になります。
マイクロソフト社が2016年に発表した「SONiC」は、オープンな環境でネットワークスイッチの運用と管理を可能にする画期的なソフトウェアです。ハードウェアとソフトウェアにおけるパートナーとの大規模なエコシステムを構築し独自の拡張性を備えることで、「SONiC」ではスイッチングプラットフォームやさまざまなソフトウェアコンポーネントを一元的に管理できます。
今回発表となった「SONiC」とのネイティブ統合により、ジュニパーネットワークスはオープンなプログラマビリティ、ディスアグリゲーション(分離)、クラウドファースト企業向けの製品拡張に向けた継続的な取組みを強化します。具体的には、クラウドプロバイダとサービスプロバイダに下記を提供します。
- オープンなプログラマビリティ:企業が市場の変化に素早く対応できるよう、迅速な統合、アジリティ、柔軟性を提供します。
- ディスアグリゲーション:高度にモジュール化されたアーキテクチャによって、統合されたコンポーネントとソフトウェアを分離し、ユーザーに選択の自由と柔軟性を提供します。
- 自動化:反復作業が多く、手間の掛かるネットワーク運用において、オープンなプログラマビリティとディスアグリゲーションを組み合わせることにより、ネットワーク診断の効率化、複雑なワークフローの自動化、ネットワークインフラ運用の最適化を実現します。
- 幅広いエコシステム:幅広いネットワーキングコミュニティやクラウドプロバイダに対し、ジュニパーの最新のルーティング、スイッチング、アナリティクスソリューションを提供します。
今回の「SONiC」との統合は、常に最高品質のソリューションを提供し、クラウドデータセンターネットワーキングのイノベーションを図るために、ジュニパーネットワークスが継続している取り組みの一環となります。
参考資料:
- 本件に関するブログ(英語):
- 本リリースはジュニパーネットワークス本社が2019年3月14日(現地時間)付けで発表したニュースリリースの抄訳版です。
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、私たちのつながり方、働き方、生活に変革をもたらすクラウド時代において、製品、ソリューション、サービスにより、複雑なネットワークの簡素化を実現します。弊社は、顧客とパートナー企業に向けて、世界をつなぐ、自動化、拡張性を備えたセキュアなネットワークを提供するため、ネットワークをそれまでの制約から解放します。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。
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