Security Director

ジュニパーのシンプルでシームレスな管理エクスペリエンスを提供するSecurity Directorは、シングルユーザーインターフェイス(UI)で提供され、お客様の現在の導入と将来のアーキテクチャ展開とを結び付けます。Security Directorは、あらゆる環境にわたって一貫したセキュリティポリシーでアーキテクチャを保護し、エッジからデータセンターにいたるネットワークのすべての部分にゼロトラストを拡張します。途切れることのない可視性、ポリシー設定、管理、集合的な脅威インテリジェンス機能をすべて一元管理できます。

ジュニパーがお客様のところにお伺いして、既存の投資を活用できるようサポートし、Security Director Cloudで移行を自動化することで、ビジネスに最適なペースで、ご希望のアーキテクチャに移行できるようにします。

主な特長


  • 何万ものサイトを同時に管理することができます
  • 検証済みの脅威の防御、ユーザーアプリケーションアクセス制御、安全な接続性、およびその他のポリシーを作成し、どこからでも適用させることができます
  • メタデータベースのセキュリティ制御により、プライベートおよびパブリッククラウドのワークロードを保護します
  • どの製品で検出されたものかに関わらず、攻撃の各段階を順序だてて相互に関連付けて分析し、1回のクリックで緩和してネットワーク全体の脅威を阻止します。
  • セキュリティアシュアランスは、意図した有効性を達成するため、常に正しいセキュリティルールの配置を確保します。

特長とメリット

一元管理

アプリケーションセキュリティ、ファイアウォール、セキュリティインテリジェンスを、VPN、IPS、およびNATなどのセキュリティポリシーと共に、オンプレミスでもクラウドでも、単一のインターフェイスを通して設定し管理することができます。

拡張性に優れたセキュリティポリシー

数万台のSRXシリーズファイアウォールや拠点にセキュリティポリシーを拡張しながら、個々のSRXシリーズデバイスに対して複数の論理システムインスタンスをきめ細かく管理することができます。

セキュリティアシュアランス

ファイアウォールルーター、およびスイッチを含むネットワーク全体のセキュリティポリシーを自動化し、正確な実施、一貫したセキュリティ、ならびにコンプライアンスを実現します。

実用的な攻撃に関するインサイト

セキュリティスタック全体の検出イベントを自動的に相関させ、攻撃の各段階を追跡し、リスクと深刻度に基づいてセキュリティインシデントに優先順位を付けます。

ログ機能とレポート

堅牢なロギング機能で、必要なときに詳細なレポートを取得できます。

インフラストラクチャの最適化

Security Directorでネットワークインフラストラクチャを最適化して、セキュリティ管理のイノベーションを実現します。

99.7% セキュリティの有効性

ジュニパーは、CyberRatingsの『2024クラウドネットワークファイアウォールレポート』において、悪用ブロック率99.7%、誤検知ゼロを獲得しました。

 

レポートを読む(英語)

導入事例

フィラデルフィア市がスマートシティビジョンを推進

150万を超える人々がフィラデルフィア市を故郷と考えています。ここは自由とチーズステーキの誕生した場所です。また同市は高度なITサービスのイノベーターでもあり、市全域をカバーするネットワークがあり、初期対応者から都市設計家まで、数十の部門で30,000人の職員をサポートしています。フィラデルフィア市は、ジュニパーのバックボーンにより、5年以上にわたり、99.99%のアップタイムを提供してきました。

米国ペンシルバニア州フィラデルフィア市の画像

比較可能な製品

一元化されたセキュリティ管理システムであるJuniper Security Directorを表すグラフィック。

Security Director

一元化されたセキュリティ管理、ネットワーク全体の可視化と分析、統一されたポリシーオーケストレーションにより、ネットワークを保護し、エッジからデータセンターまでにゼロトラストセキュリティを拡張します。

技術的な特長
  • 何万ものサイトを同時に管理することができます
  • 検証済みの脅威の防御、ユーザーアプリケーションアクセス制御、安全な接続性、およびその他のポリシーを作成し、どこからでも適用させることができます
  • メタデータベースのセキュリティ制御により、プライベートおよびパブリッククラウドのワークロードを保護します
  • どの製品で検出されたものかに関わらず、攻撃の各段階を順序だてて相互に関連付けて分析し、1回のクリックで緩和してネットワーク全体の脅威を阻止します。
  • セキュリティアシュアランスは、意図した有効性を達成するため、常に正しいセキュリティルールの配置を確保します。
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クラウドベースのセキュリティソリューションであるJuniper Secure Edgeを表すグラフィック。

Juniper Secure Edge

フルスタックのセキュアサービスエッジ(SSE)機能は、ウェブ、SaaS、オンプレミスアプリケーションを保護しながら、ユーザーがどこにいても一貫したセキュアなアクセスを提供します。ジュニパーのAIドリブンSD-WANと組み合わせることで、最高のスイートとなるSASEソリューションが得られ、企業は既存のアーキテクチャを活用し、SASEフットプリントの拡大に合わせて拡張できるシームレスでセキュアなエンドユーザーエクスペリエンスを提供することができます。 

技術的な特長
  • サービスとしてのファイアウォール(FWaaS)がアプリケーションを特定し、99.8%の精度でトラフィックへの攻撃とマルウェアを検査します。
  • セキュアウェブゲートウェイ(SWG)は、許可可能なユースポリシーによるウエブアクセスを保護し、Web媒介の脅威を防ぎます。
  • クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)は、SaaS アプリケーションときめ細かい制御を可視化し、許可されたアクセス、脅威の防御、コンプライアンスを徹底します。
  • データ損失防御(DLP)データトランザクションを分類して監視し、ビジネスコンプライアンス要件とデータ保護ルールが遵守されるよう徹底します。
  • ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)。リモートユーザーに企業およびクラウドリソースへのセキュアアクセスを提供し、信頼性の高い接続と、任意の場所にあるあらゆるデバイスに、一貫したセキュリティを提供します。ユーザーがどこにいるのであれ、デバイスがどこにあるのであれ、可視性と拡張して強化することで、リスクを軽減します。
  • Advanced Threat Prevention。トラフィックを復号化できない場合でも、ボットネットやC2を含むゼロデイマルウェアや悪意のある接続を検出します。ファイルの隔離やアクセス権の削減など、きめ細かい保護メカニズムを実施します。 

ジュニパーコネクテッドセキュリティで283%ROIを発見

最近のForresterの総経済的な影響について、ジュニパーコネクテッドセキュリティレポートをご覧ください。

ライブイベントとオンデマンドのデモ

変革を遂げたネットワークの道のりをたどってみましょう。
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関連ソリューション

セキュリティ

ネットワーク脅威を認識させましょう。Juniper Connected Securityは、クライアントからクラウドにいたるまで、ネットワーク全体のすべての接続ポイントにセキュリティを拡大することで、ユーザー、データ、インフラストラクチャを保護します。

次世代ファイアウォール

ジュニパーの次世代ファイアウォールは、IDベースのポリシー、マイクロセグメンテーション、VPN接続、検証済みの脅威の防御を通して攻撃のリスクを軽減し、データ、ユーザー、デバイスの細部にわたる管理を提供します。

SD-WAN(Software-Defined Wide-Area Network)

AIベースのインサイトと自動化により導入を簡素化し、トラブルシューティングにかかる時間を短縮する一方で、トンネルフリーアーキテクチャが非効率性、拡張上の制限およびレガシーソリューションに対するコスト上の制約を排除します。

パブリッククラウドのセキュリティ

シンプルな導入、一貫したセキュリティ、あらゆるレベルで統一された管理により、パブリッククラウドの導入を安全に加速します。アプリケーションとインスタンス間、さらには環境全体のワークロード内

データセンターネットワーク

自動化された最新のデータセンターで、運用を簡素化し、信頼性を確保します。ジュニパーは、ネットワークのライフサイクル全体を自動化し、継続的に検証することで、設計、導入、運用を容易にします。

セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)

ジュニパーSASEは、ユーザーがどこにいるのであれユーザーを追跡する効果的なセキュリティと、AIで最適化されたネットワークエクスペリエンスで労働力を保護します。ジュニパーがお客様のところにお伺いして、予算を大幅に上回ったり、運用チームを妨害することなく、目標を達成できるようにサポートします。

Juniper Security DirectorおよびSecurity Director Cloudに関するよくある質問

Juniper Security DirectorおよびSecurity Director Cloudとは?

ジュニパーは、ネットワークが完全にオンプレミス、クラウド、またはハイブリッド環境にあるかどうかに関わらず対応できる2つの製品オプションにより、ネットワークセキュリティを包括的に管理できる柔軟性を提供します。

  • Juniper Security Directorは、一元管理されたWebベースのインターフェイスを通じて、オンプレミスインフラストラクチャに対する広範なセキュリティポリシー管理と制御を提供します。プライベートネットワーク全体で、一貫したセキュリティ管理を行うのに役立ちます。 
  • Juniper Security Director Cloudは、単一の統合されたインターフェイスから、お客様の現在の導入を将来のアーキテクチャのロールアウトと関連付けることで、シンプルでシームレスなエクスペリエンスを提供します。オンプレミス環境、クラウドベース環境、クラウド配信型環境、ハイブリッド環境全体をカバーする一貫したセキュリティポリシーで、アーキテクチャを保護できます。これには、エッジからデータセンター、アプリケーションやマイクロサービスにいたるまで、ネットワークのすべての部分へのゼロトラストを拡大することが含まれます。Security Director Cloudでは、途切れることのない可視性、ポリシー構成、管理、収集した脅威インテリジェンスをすべて1か所で実現できます。

Security DirectorとSecurity Director Cloudの主な特徴とメリットとは?

  • 数万台のサイトを同時に管理できる拡張性
  • 検証済みの脅威の防御、ユーザーおよびアプリケーションのアクセス制御、安全な接続性、およびその他のポリシーを作成し、どこからでも適用させる能力
  • プライベートおよびパブリッククラウドのワークロードを保護するセキュリティ制御 
  • 攻撃を検出した製品に関係なく、攻撃の各段階を順次相関させて分析できる機能、およびワンクリックの緩和でネットワーク全体の脅威を阻止できる機能
  • セキュリティアシュアランスは、意図した有効性を達成するため、常に正しいセキュリティルールの配置を確保します。

Security Director Cloudを展開すべきユーザーとは?

オンプレミス、クラウドベース、クラウド配信型、ハイブリッドなど、さまざまなIT環境を実行している企業は、エンドツーエンドで一貫したセキュリティポリシーを使用して、単一の管理インターフェイスからインフラストラクチャを保護できます。さらに、Security Directorをオンプレミスで実行し、インフラストラクチャをクラウドに拡張しているお客様は、Security Director、Security Director Cloud、およびオンプレミスと個々のファイアウォール間の双方向同期を利用して、シームレスな運用を実現できます。

最新のSecurity DirectorおよびSecurity Director Cloudリリースでサポートされるユースケースとは?

Security DirectorとSecurity Director Cloudは、オンプレミスのみであれ、プライベートクラウドとパブリッククラウドの両方にまたがるものであれ、分散型ネットワークにおける包括的なセキュリティに対応します。この製品により、単一の統一されたインターフェイスからセキュリティポリシーを一元的に作成および管理することができ、オンプレミスのみのネットワーク、またはオンプレミス、クラウドベース、クラウド配信型、およびハイブリッド環境を組み合わせた環境に、これらのポリシーを自動的に適用できます。

ハイブリッドクラウド環境で、製品はどのように機能しますか?

統一されたポリシー管理では、ルールセットをコピーしたり再作成したりすることなく、分散型ネットワークインフラストラクチャ全体のユーザー、デバイスおよびデータを追跡します。また、クラウド配信型のアプリケーション制御、侵入防止、コンテンツとWebフィルタリング、効果的な脅威防止を、可視性やセキュリティの強化を損なうことなく簡単に展開できます。

Security DirectorおよびSecurity Director Cloudで利用できるライセンスオプションとは?

ジュニパーではクラウド、ソフトウェア、およびサービス向けのライセンスサブスクリプションモデルを提供しており、ハードウェア主導型のライセンスを必要とするお客様には、そのオプションもサポートします。お客様のニーズに適したライセンスレベルについてのご相談があれば、ジュニパーの営業担当者にご連絡ください。

ライセンスに投資する前に、Security Director Cloudをテストできますか?

トライアルアカウントにサインアップするには、Juniper Security Director Cloudのトライアルページにアクセスしてください。

Security DirectorとSecurity Director Cloudの導入に関するヘルプはどこで入手できますか?

Security Directorの導入手順とリソースは、ジュニパー の「Security Directorのインストールおよびアップグレードガイド」にあるTechLibraryから入手できます。また、ジュニパーでは、お客様のニーズに合わせてあらゆる種類の研修やプロフェッショナルサービスを提供しています。詳細については、ジュニパーの営業担当者に相談するか、 さらなるサポートが必要な場合はサポートにお問い合わせください。Security Director Cloudの使用を開始するには、このクイックスタートガイドをご覧ください。

最新のSecurity DirectorまたはSecurity Director Cloudリリースにアップグレードするには?

以前のSecurity Directorリリースからアップグレードされる場合は、TechLibraryに記載されている手順に従ってください。Juniper Security Director Cloudを使用する場合、最新バージョンへのアップグレードについて心配する必要はありません。希望するWebブラウザからログインすると、常に最新バージョンがインストールされます。