Customer Success Story
日本企業のミクシィが、クラウドとオンプレミス システムをリンクさせてサービスを促進
ミクシィは、新しいサービスをより迅速かつ効率的に開発および導入するために、クラウドベースのサービスとオンプレミスシステム間でシームレスな接続を実現するためのオープンで柔軟なネットワークを必要としていました。
サービスプロバイダのミクシィは、ソーシャルネットワーク、コミュニケーション、エンターテインメント、ゲームのプラットフォームを提供しています。この2年間で「モンスターストライク」アプリケーションが爆発的にヒットし、そのプレイヤーは世界中で4,000万人を超えました。それ以来、新しいサービスを開発し、商業化してきました。
ビジネスの課題
クラウドとオンプレミスの両方に開発環境を持つミクシィは、IPアドレスの競合やアクセス制御を管理してトラフィックの整合性を確保しなければならず、結果的に、新しいサービスの導入に時間がかかるようになっていました。サービスの開発と導入にかかる時間を短縮するために、クラウドベースのサービスとオンプレミスのシステム間をシームレスに接続する必要がありました。
技術ソリューション
ミクシィは、ハイパフォーマンスなQFXシリーズスイッチをバーチャルシャーシ構成に展開することにより、MPLSとVRF(Virtual Routing and Forwarding)技術を利用して、プロジェクトごとにネットワークをセグメント化しました。すでにインターネットへの接続にMXシリーズルーターを使用していました。Junos OSは、ネットワークのルーティング、スイッチング、セキュリティ、ネットワーク運用の各システムを統合することで、ネットワークの複雑さを軽減します。
ビジネスの成果
ミクシィは、ジュニパーのソリューションによって、MPLS/VRF環境を構築し、ITアドレスの競合を解決し、ACL(アクセスコントロールリスト)の数を削減し、さらには、クラウドベースのサービスとオンプレミスシステムをリンクさせることによって導入にかかる時間を短縮することができました。また、Junos OSによって人的ミスが減り、ネットワークの管理が簡単になりました。