Customer Success Story
AIドリブンネットワークがブレント・ロンドン自治区が市民に奉仕するのを支援
ロンドン北西部の活気にあふれる多文化コミュニティであるブレントは、ウェンブリースタジアムの本拠地であることで最も名が知られています。また、337,000人の人々により149の言語が使われています。自治体であるブレント・ロンドン自治区議会は、シビックセンターのオフィスをジュニパーのAIドリブンエンタープライズネットワークで刷新し、コミュニティをよりよく、安全に、強固にする活動をサポートします。
概要
会社名 | London Borough of Brent Council |
業界 | 政府機関および非営利団体 |
使用製品 | Wireless Access Points, EXシリーズ, SRXシリーズ, Wireless(Wi-Fi)Assurance, Wired Assurance, Marvis VNA, AP33, AP63, EX3400, EX4600, SRX320 |
地域 | EMEA |
シビックセンターのWi-Fiを高速化
評議会スタッフと訪問者のためのデジタルエクスペリエンス向上をサポート
デジタル戦略
スタッフの生産性が向上したため、2023/24年までにスタッフ労働時間に換算して年間400万ポンドの節約になります。
337,000
ブレント・ロンドン自治区に住む人々
活気に満ちた多様なコミュニティ
2020年、ブレント自治区は地方政府クロニクル賞の「今年の評議会」に選出
文化、共感、繁栄の共有を育成
ブレント自治区の市民、公共、行政機関のオフィスは、ウェンブリースタジアム近くの象徴的なシビックセンターにあります。約2000人のスタッフが、教育、公営住宅、社会サービス、図書館、公園、廃棄物収集と処分、交通、道路、環境保全など地方自治体の機能を監督しています。
シビックセンターはまたコミュニティハブとしても機能しており、円形劇場、カフェ、結婚式場、ミーティングスペース、そして庭園を備えています。建物は、廃棄された魚油を使った冷房、暖房、電力システムなど、持続可能性と設計に対して高い評価を得ています。
しかし、シビックセンターが2013年に開設されて以来、テクノロジーは大幅に進歩し、スタッフと訪問者のモバイルデバイスをサポートする機能とカバレッジが足りなくなっていました。より速く、安全で、管理しやすいネットワークが必要となりました。同センターは、ネットワークの将来を見据え、俊敏にネットワークの拡張やアップデートができる体制を欲していました。
ジュニパーのフルスタックのネットワークでIT運用を簡素化
「ジュニパーは、次世代ネットワークに対する私たちの要件を満たしてくれました」と、ブレント・ロンドン自治区議会のネットワークマネージャーであるTim Butler氏は述べています。
AIドリブンを採用しているジュニパーネットワークは、シビックセンターにおいて柔軟な職場とコミュニティイベントをサポートします。ジュニパーアクセスポイントとスイッチは、シンプルで統一された接続を大規模に提供します。ジュニパーのファイアウォールは、高度な攻撃から守ってくれます。
Mist AIドリブンのジュニパーのクラウドサービスは、タスクを自動化し、ネットワーク問題に事前に対応します。たとえば、Wi-Fi Assurance、wired assurancewire、仮想ネットワークアシスタント「Marvis」は、ブレント自治区がネットワーク運用を合理化しながらユーザーエクスペリエンスを提供するのに役立ちます。
AIドリブン運用の価値は、それが導入される前から明らかになっていました。PoC実験中、Marvisは長年のネットワーク問題を特定し、そのおかげでITがそれを解決できました。
「MarvisとMist AIは、コアファイアウォールとDHCPサーバーのパフォーマンス問題の原因だけでなく、新たなAPのケーブルの欠陥も特定しました」とButler氏は述べています。「Mist AIが指摘するのは、Wi-Fi問題だけだと思っていたのに、それ以上でした。」
より良いものを目指して
高速かつ信頼性の高いWi-Fiを使用することで、シビックセンターの評議会スタッフが、住民の生活を向上させるよう努力しながら、デスクやコラボレーションスペースで自由に働くことができます。ゲストがカフェにいても、イベントに出席していても、モバイルデバイスを使うのに十分なWi-Fi容量があります。
AIドリブンネットワークにより、ITチームにとってもネットワーク運用が円滑になりました。ジュニパーの導入以来、ITはネットワーク関連トラブルチケットが減ったことに気づいています。問題が発生すると、AIツールがITユーザーエクスペリエンスを明確に把握し、推奨される修正を提示します。そのインサイトを活用することで、ネットワークエンジニアリングにエスカレーションされる問題は減少しました。
ジュニパーのネットワーキングは、ブレント自治区が今後刷新する際の標準となりました。今後については、評議会が、自治区がオフィススペースの使用を最適化できるリアルタイムの屋内位置情報サービスなど、必要に応じてジュニパーのクラウドサービスを有効化できます。
2022年11月公開