Customer Success Story
フォーサイステックは、AIドリブンキャンパスネットワークで、学生がいつでも授業を受けられる環境作りに取り組んでいます。
パンデミックにより多くの学生が教育を中断されている中、フォーサイステックのようなコミュニティカレッジは、アカデミックキャリアの取得を目指す学生や、収益性の高い専門職を志す学生を支援する上で重要な役割を果たします。
フォーサイステクニカルコミュニティカレッジは、ノースカロライナ州のウィンストンセーラムの住人にサービスを提供しており、ジュニパーのAIドリブンキャンパスネットワークを信頼し、学生が教育やキャリアの目標を達成するサポートを行っています。
概要
会社名 | Forsyth Technical Community College |
業界 | 高等教育, 教育 |
使用製品 | Wireless(Wi-Fi)Assurance, Wired Assurance, Marvis VNA, ユーザーエンゲージメント, Premium Analytics |
地域 | Americas |
50%
1 日目に学生のネットワーク関連のトラブルチケットが減少
33%
実装後、最初の6カ月で、学生のネットワーク関連のトラブルチケットが減少
22,000
学生と1600人の従業員
200
学位、証明書、修了証書、プログラムが提供されました
Wi-Fi:利便性を超えたもの
フォーサイステクニカルコミュニティカレッジの副学長兼CIOのクリス・ピアス氏は、「最初にWi-Fiをインストールしてから、状況は大きく変わりました」と述べています。「今では、学生はみんな2、3台端末を所有し、教員は授業に多くの技術を取り入れています。」
学生には、最新のモバイルデバイスを所有していない場合は特に、Wi-Fiネットワークに接続できない問題が頻繁に生じていました。フォーサイステックのITチームは、すでにリーンを導入しており、無線のクライアント接続問題のトラブルシューティングに時間を使いすぎ、戦略的な作業のリソースを削って対応していました。
帯域幅に対する要求が高まる中で、Wi-Fiは遅くなり、ユーザーの不満が高まっていました。」とピアス氏は言います。
パンデミックにより、大学ではデジタル学習の推進がさらに加速され、フォーサイステックの有線および無線ネットワークに対する需要は一層高まりました。
シンプルさは必須条件です。AIはボーナス
「使いやすい無線ソリューションが必要でした」とピアス氏は言います。
ジュニパーのAIドリブンネットワークソリューションが活躍してくれました。Juniper Mistクラウドは人工知能や機械学習を適用して、主なタスクを自動化し、ネットワーク問題がサービスレベルに影響を与える前に対処し、ユーザー、デバイス、アプリケーション動作、さらにトラフィックパターンに関する詳細な洞察を提供してくれます。
「AIについては視野に入れていませんでしたが、Mist AIを目にしたとき、『私たちにはこれが必要だ』と思いました」とピアス氏は述べています。
ジュニパーを利用すれば、ITチームはもっと多くの活動を行うことができます。「私たちが問題のトラブルシューティングにとりかかる中、Mist AIが面倒な作業を引き受けてくれます」と彼は述べます。「問題を特定してくれるので、それに集中することができます。」
フォーサイステックは、大学の建物や管理棟、学生をサポートする屋外でもジュニパーのアクセスポイントとスイッチを導入しました。「自宅に信頼性の高いインターネット環境がない学生をサポートするために、大型駐車場とキャンパスの中庭にWi-Fiを追加しました。」と彼は言います。
同校は、ネットワーク設計とエンジニアリングの優れた地域ソリューションプロバイダであるData Network Solutionsと協力しました。
柔軟な学習を実現するネットワーク基盤
ジュニパーのネットワークは、22,000人以上の学生と約1600人の従業員がいるフォーサイステックで、学生がいつでも授業を受けられる環境をサポートしています。同大学は、8つのキャンパスとセンターで200種類以上もの学位、証明書、修了証書を提供しています。
モバイルデバイスは、古いデバイスであっても、問題なく接続できます。教員は、同期学習法と非同期学習法をより簡単にバランスよく行うことができます。柔軟なネットワークアクセスにより、学生はより簡単にキャンパスの静かな場所から授業にログインし、プロジェクトに取り組むことができます。
「ジュニパーのWi-Fiソリューションを使用すると、学生が教室にいてもリモートでも、全員を同時に同じプラットフォートに接続できるため、教員は学生とより深く関わり、交流することができます。」とピアス氏は述べます。
ネットワークサポートは効率化されています。運用開始日には、学生のネットワーク関連のトラブルチケットは半減し、その後も数ヶ月間にわたり減少し続けました。「解決に要する時間は、数日から数分または数時間に変わりました」とピアス氏は述べます。
2022年1月発行