Customer Success Story
Syntrioは、フレンドリーなテキサスの地で、高速で安全なデジタルサービスを提供します
サンタローザコミュニケーションズの始まりは、1950年代にテキサスの農家と牧場主たちに電話サービスを提供したことでした。無線会社、Pinnacle Network Solutionsとマネージドサービスプロバイダ、PCnetの2社を買収したことが、同社のイノベーションを体現しています。今も地域で所有され、運営されていますが、Syntrioと呼ばれるようになった同社は、テキサス州北部とオクラホマ州南部全体の家庭と企業のデジタルニーズに対応しています。
テキソマとして知られるこの地域は、ダラス-フォートワース地域の住民や新しい企業にとって魅力にあふれています。Syntrioは、お客様の施設からコアにいたるまで、ジュニパーネットワークスを活用して今後の成長に備えています。
73
運用年数
4,500
平方マイルサービスエリア
クリティカル
アプリケーションを安全に実行
ローカル
所有および運用
最新のデジタルサービスとフレンドリーな近隣サービス
「セキュリティを一番に考えています。」と、SyntrioのCTO、Seth Tabor氏は述べています。「防御ファーストのアプローチを採用することで、住宅地域および企業のお客様にサービスをより効率的に提供することができます。」
Taborは、最先端のファイバーネットワークを構築して、音声、インターネット、マネージドITサービス、商用Wi-Fiなどの住宅地域および企業向けサービスのポートフォリオの成長をサポートし、それらをすべてフレンドリーな地元のカスタマーサービスを通じて行ってきました。
セキュリティは常にネットワーク設計の重要な部分であり、Syntrioは、世界的なサイバーセキュリティの状況が、テキサス州とオクラホマ州の家庭や企業に安全なネットワークサービスを提供する必要性を強めているため、次世代の保護にスケールアップしたいと考えていました。
「サイバー攻撃は深刻さを増して高度なものになり、それは時間がたつにつれて悪化しています」とTabor氏は述べています。
アジャイルで、脅威を認識したネットワーク
Syntrioは、ジュニパーネットワークスMXシリーズユニバーサルルーティングプラットフォームを、そのコアのネットワークに備え、アクセスとアグリゲーション用にジュニパーネットワークスACXシリーズユニバーサルメトロルーターを、データセンターにジュニパーネットワークスQFXシリーズスイッチを、商用Wi-FiサービスにAIドリブン無線を備えて活用しています。最近では、Syntrioは、Advanced Threat Preventionを備えたジュニパーネットワークスSRXシリーズファイアウォールを導入して、ネットワークとデータセンターを保護しています。
「可視化は、防御ファーストアプローチの一部です」とTabor氏は述べています。「システムとネットワークで何が起こっているかを把握できないと、それを制御して保護することはできません。」
Syntrioのネットワークは高度にセグメント化されており、セキュリティリスクを軽減しながらサービスレベルで提供する必要がある可視性と制御をネットワーク運用チームに与えます。
「ジュニパーにより、柔軟性に優れた最高のファイアウォールが実現し、ネットワークを好きなようにマイクロセグメンテーションすることができます」と、彼は述べています。
SRX4100、SRX4200、SRX4600プラットフォームは、侵入防御システム（IPS）、アプリケーションセキュリティ、ユーザーIDとロールベースのアクセス制御、およびコンテンツセキュリティなどの次世代ファイアウォール機能を提供します。Advanced Threat Preventionは、暗号化されたトラフィック、脅威プロファイリング、SecIntelフィードに隠された脅威の発見などのマルウェア検出で、包括的な脅威防御を提供します。
テキサス規模の成長に備える
Syntrioは、テキソマエリアが、拡張のための広い土地や、半導体製造、流通センター、ビジネスサービス業界の仕事を探している人を引き付けているため、お客様の高まる需要を満たす体制を整えています。
Syntrioは、MPLSネットワークを介して、住宅地および企業向けサービスのポートフォリオを拡大しています。ジュニパーのファイアウォールは、データセンター内のSyntrioの運用とビジネスサポートシステム、およびその他のアプリケーションを保護します。マイクロセグメンテーションは、オープンソースのツールや商用アプリケーションに自動化を使用しているかに関わらず、Syntrioがソフトウェアのサプライチェーンリスクから保護するのに役立ちます。
ジュニパーのネットワークのプログラマビリティとオープンAPIはまた、Syntrioがネットワークをより効率的に運用できるようにします。「ジュニパーのネットワークでは、成長できる基盤となる素晴らしい自動化の機会が数多くあります」とTabor氏は述べています。
才能のあるネットワークエンジニアを見つけることは、大都市でも困難ですが、Taborは、地域で人材を開発することに大きな自信を持っています。ジュニパーのトレーニングと認定プログラムにより、熟練のスタッフを引き付け、維持することができます。「社員の開発に費やしたコストは、確実に戻ってきます」と、彼は述べています。
製品
MX204
SDN対応のMX204ユニバーサルルーティングプラットフォームは、サービスプロバイダーや企業向けにモジュラー型の、自動化された、キャリアグレードのソリューションを提供します。コンパクトなプラットフォームには、400Gbpsの容量と、スペースと消費電力に制約のある環境向けの全機能セットを完備しています。
MX480
SDNに対応したMX480ユニバーサルルーティングプラットフォームは、サービスプロバイダーやクラウドのアプリケーションにかつてないほどの拡張性を提供し、ビジネスおよび家庭向けの高度なマルチサービス式エッジサービスの提供を可能にします。MX480ユニバーサルルーティングプラットフォームは、7.5Tbpsのシステム容量を持ち、10/40/100GbEインターフェイスのパフォーマンスを損なうことなく、インラインMACsecをサポートします。また、キャリア・グレードのプラットフォームであり、豊富な自動化機能を備えています。
MX960
SDNに対応したMX960ユニバーサルルーティングプラットフォームは、サービスプロバイダーやクラウドアプリケーション向けのかつてないほどの拡張性を備えた、キャリアグレードの高性能マルチサービスエッジプラットフォームです。MX960は、10GbE、40GbEおよび100GbEでパフォーマンスを落とすことなくインラインMACsecをサポートするとともに、高密度の100GbE、400GbEインターフェイスをサポートする12スロットの筐体であり、12Tbpsのシステム容量を実現します。MXシリーズの他のユニバーサル・ルーター・プラットフォームと同様に、MX960は、キャリアグレードの広範な機能を備えています。
QFX5110
QFX5110 10/40GbEスイッチは、低レイテンシのレイヤー2/レイヤー3機能や高度なEVPN-VXLAN機能を必要とするデータセンターやキャンパスでの展開に、柔軟な導入オプションと豊富な自動化機能を提供します。QFX5110は、スパイン/リーフファブリックなどの業界標準アーキテクチャに対応するユニバーサルビルディングブロックを提供します。
QFX5120
QFX5120シリーズは、低レイテンシーのレイヤー2/レイヤー3機能や高度なEVPN-VXLAN機能を必要とするデータセンター、データセンターエッジ、データセンターの相互接続およびキャンパスへの導入を想定して設計された1/10/25/40/100GbEスイッチを提供します。
ACX1000
ACX1000は、8個のT1/E1インターフェイス、8個の銅線GbEポート、4個の銅線/光ファイバーGbEポートを備えた1Uファンレスルーターです。企業やサービスプロバイダのキャビネットやタワーの配置に最適です。
AP43
Juniper AP43高性能Wi-Fi 6（802.11ax）アクセスポイントは、特許取得済みの仮想Bluetooth® LE（vBLE）とIoT（モノのインターネット）の機能を統合して、これまでにないユーザーエクスペリエンスを実現します。
Wireless（Wi-Fi）Assurance
Juniper Mist Wireless Assuranceクラウドサービスは、Mist AIの活用とMLによりトラブルシューティングと運用を自動化し、無線ネットワークの安定性、信頼性、予測可能性を維持しつつ、ユーザーのサービスレベルをリアルタイムに把握できるようにします。
Marvis VNA
初のAIネイティブ仮想ネットワークアシスタント「Marvis」は、事前対応型アクションと自動運転ネットワーク運用によってユーザーとオペレーターのエクスペリエンスを最適化します。自然言語を使用する対話型インターフェイスにより、シンプルでシームレスな対話ができ、MarvisはITチームの一員のような存在になります。
Advanced Threat Prevention（ATP）
ネットワーク向けの脅威インテリジェンスハブであるジュニパーATPには、AIと機械学習の能力を活用して攻撃を検知し、実施を最適化するための豊富な高度な脅威サービスが組み込まれています。既知および未知の脅威から保護し、デバイスとIoTのリスクを評価および検証し、暗号化されたトラフィックを分析します。
2023年4月公開