Customer Success Story
拡張性に優れたインフラストラクチャで将来の成長に対応
顧客数とトラフィックの増加によって、Neo Telecoms 社は費用対効果に優れた方法でより多くの 10GbE ポートを管理するという課題に直面していました。また、異なるサイトにコアルーターを二重化することでネットワークの冗長性を高めることも希望していました。
Neo Telecomsは、フランスの固定インターネット市場におけるホールセール通信事業者です。600以上のデータ集約型企業、ホスティング企業、電気通信事業者にダークファイバー(未使用の光ファイバー回線)を提供しています。顧客はこの回線を、高速IP接続、データセンターサービス、プライベートネットワーク、クラウドコンピューティングサービスに利用しています。
ビジネスの課題
Neo Telecomsのサービスを利用するお客様が増え、同社のネットワークトラフィックは2000年以降4年ごとに10倍という驚異的な増加を記録しています。同社は、100GbE ポートの要件に対応するための明確なアップグレード パスを持つ、ハイパフォーマンスで拡張性に優れたネットワークを必要としていました。信頼性とネットワークの冗長性も重要な意思決定要因でした。
ビジネス ソリューション
新しい100GbE CFPインターフェイスでMX960シャーシをアップグレードするには、Junos OSを最新バージョンにアップグレードする必要がありました。同様に、異なるライン カード間の通信を提供するスイッチ コントロール ボード(SCB)も、スロットあたりのトラフィックの増大に対応できるようアップグレードする必要がありました。Neo Telecomsは、ジュニパーのアムステルダムラボで入念な概念実証テストを行いましたが、結果はすべて期待以上のものでした。
ビジネスの成果
複雑な複数の10GbEバンドルが、1つの100GbE回線に統合されました。安定性と可用性を常に維持するために、ネットワーク インフラストラクチャ上では3,000を超えるBGPセッションが実行されています。ネットワーク管理、ネットワーク設計、サービス提供は大幅に簡素化され、インフラストラクチャは、今後のトラフィック増に対応できる高い拡張性を備えています。