JoongAng Groupは、ジュニパーサポートで韓国初のAIドリブンエンタープライズネットワークを構築しました

JoongAng Groupは、ジュニパーのサポートで韓国で初めてAIドリブンエンタープライズネットワークを導入した企業です。様々なビジネスおよびブロードキャストサービスをリードできるようになっただけでなく、運用が安全かつ大幅に効率化され、将来のビジネス拡張に対応できる柔軟性がもたらされました。

概要


会社名 JoongAng Group
業界 メディアおよびエンターテインメント
使用製品 Wireless Access PointsWireless(Wi-Fi)AssuranceEXシリーズCloud ServicesEX9200
地域 APAC
JoongAng Groupの画像
お客様企業の導入事例の概要

提供

統合型ネットワークにより、ユーザーエクスペリエンスが向上

最大化

運用効率

課題

 

同社は、幅広いビジネスを展開し、新聞、ブロードキャスト、デジタルコンテンツ、エンターテイメント、レジャーの各部門で活躍しています。2008年以降、JoongAng Groupは、韓国の大企業向けのKOSPI株式指数に上場し、国内の有力企業としての地位を確立しています。

2019年にフラグシップとなっているJTBCビルの完成を機に、2つのオフィスビルに人員を分散させる準備を始めました。エンタープライズネットワーキング環境が、有線と無線の混在から完全なワイヤレス化へと急速に変化する中、JoongAng Groupは、次世代のネットワークシステムを導入して、両ビルのすべての従業員が同じ環境を利用できるようにする必要があると判断しました。

JoongAng Groupは、2つのビルの橋渡しする高速でシームレスな無線ネットワークを中心としたスマートオフィスのコンセプト基づいてインフラを構築しました。しかし、このビルのネットワークが完全に統合されていなければ、従業員は、IP設定や認証など面倒な手続きを何度も行う必要があり、必然的にワークフローに支障をきたすことになります。

完全にワイヤレス化することで、ケーブルや電源など、有線ネットワークに起因する空間的な複雑さが解消され、従業員は、どちらのビルでも場所を選ばずに仕事に打ち込むことができるようになりました。無線ネットワーク技術によって強化されたスマートオフィス環境は、オフィスの外で打ち合わせをすることが多いメディア従業員にとって不可欠なものです。

JoongAng Group Challenge
ソリューション

 

ジュニパーネットワークスの有線・無線ネットワークソリューションは、同社のニーズをすべて満たし、昨年、まずJTBCビルに導入され、その後JoongAngビルにも導入されました」ジュニパーを搭載したネットワークは、AIドリブン事前対応型の自動化と自己修復機能を備えているので、JoongAng Groupは、全従業員のための中断されることのないワークフローに重点を置いた、セキュアな作業環境を提供できるようになります」とJOINS JoongAngの役員であるヤン・キ・キム氏は述べています。

Juniper Mist Wi-Fi Assuranceクラウドサービスと連携してJuniper AP41とAP43高性能アクセスポイントを導入することで、ネットワーク運用を簡素化し、分散した従業員のサポートエクスペリエンスを自動化しています。特に、Wi-Fi 6を搭載したジュニパーアクセスポイントは、エンタープライズグレードのパフォーマンスと、手作業のITタスクをAIドリブン事前対応型の自動化と自己修復機能に置き換えるAIエンジンを提供する点で注目を集めました。

ジュニパーのEX9200シリーズイーサネットスイッチとEX3400イーサネットスイッチも採用して、コラボレーションを可能にし、同社のスマートオフィスコンセプトの実現に不可欠なミッションクリティカルなアプリケーションを配信する、シンプルでセキュアなアクセスを提供することができました。2020年には2つのビルのネットワークが完全に統合され、優れたユーザーとデバイスエクスペリエンスを実現しました。JoongAng Groupは、ジュニパーを採用して、韓国初のAIドリブンエンタープライズネットワークを構築しました。

JoongAng Group Solution
成果

 

JoongAng Groupは、Mist AIを利用してネットワークを推進することで、自動化とインサイトを活用してITコストを削減し、エンドユーザーエクスペリエンスを最大限に生かしながら、ネットワーク効率化という点で業界をリードしています。「2つのビルは、同じブロックに隣接しているため、従業員は、必要に応じてビル間を自由に行き来することができます」とヤン氏は述べています。「従業員の約10%が、両方のビルを頻繁に利用しています。ビルごとにネットワークを設定しなければならない場合、どうしても作業効率が低下してしまいます。Juniper Mistを利用すれば、従業員は、貴重な時間を必要な作業に費やすことができます」

JoongAng Groupは、スマートオフィスのコンセプトの一環として、ジュニパーのAIドリブンソリューションを活用して、デジタルワークプレイスの従業員エクスペリエンスを変革する方法を模索し続けています。同時に、特にパンデミックが発生している状況を背景に、従業員とゲストのセキュリティと緊急対応システムを引き続き改善していく予定です。

JoongAng Groupは、近い将来、ジュニパーのAIドリブンソリューションをすべての関連会社で利用することを検討しています。メディア部門だけでなく、レジャーや映画館事業などのカスタマーサービスに無線ネットワークを活用できるさまざまなビジネスを展開しています。

JoongAng Group Outcome
「ネットワークベースの作業環境を構築すれば、将来に向かってサービスを進化させ、多様化を促進することができます。結果的に、より短期間でニーズに対応できます。ジュニパーによるAIドリブンネットワークの各種アップグレードにより、当社の隅々まで価値が向上され、継続的に成長するうえで確固たる基盤ができました。」
ヤン・キ・キム氏 JOINS JoongAng、役員

2020年12月公開