Customer Success Story
マルチテナント データ センター サービスのセキュアな基盤を構築
Iron Mountainは複数の拠点にクラウドグレードのジュニパーネットワークスソリューションを導入したことで、厳しい規制の対象となっている顧客の増加に対応しつつ、セキュリティ、耐障害性、拡張性を従来よりも高めることができました。
Iron Mountainは、Fortune 1000の95%を含め、23万社もの顧客を抱え、厳しい規制の対象となっている企業向けにデータセンターサービスを提供しています。顧客の急増を受け、ジュニパーのクラウドグレードネットワークを導入して、セキュリティとアップタイムを低下させず、迅速に拡張することができるようになりました。
ビジネスの課題
顧客の要求がきわめて高度なため、Iron Mountainのネットワーク要件は厳しいものでした。急速に拡大するデータセンターサービスに対処するには、拡張が容易でありながら、顧客のプライバシとコンプライアンスの要件も満たす、クラウド対応の基盤が必要でした。
技術ソリューション
ジュニパーのクラウドグレードネットワークソリューションが、Iron Mountainの複数の拠点で稼働しています。MXシリーズエッジルーターがIP/MPLSバックボーンとデータセンターのコアを形成し、その上でフルメッシュレイヤー2 VPNがカスタマーネットワークを分割してプライバシを確保しています。EXシリーズスイッチが128 Gbpsバックプレーンで接続され、SRXシリーズファイアウォールが、カスタマーサイトとIron Mountainのオフィスをセキュアに接続しています。
ビジネスの成果
Iron Mountainは、同社のマルチテナントサービスを柔軟に拡張できるようになりました。侵入検知やポリシーの適用が容易になり、脅威を事前に見つけて緩和できます。すべての機器でJunosオペレーティングシステムを使用しているため、一貫したネットワーク管理が実現し、運用スタッフの作業負担が軽減されました。