Customer Success Story
Indonetは、自動化されたデータセンターによりインドネシアのデジタル成長を加速
インドネシアは、デジタル経済による経済成長に向けた野心的な計画を策定しています。国の主要なデジタルインフラストラクチャプロバイダであるIndonetは、接続性、データセンター、クラウドサービスを拡大することで、その成長を推進しています。ジャカルタにある最新のデータセンターは、ジュニパーの高度に自動化されたネットワークに依存しています。
100%
2021年のサービスレベル合意書運用における稼働時間パフォーマンス
20%
自動化されたネットワークプロビジョニングと監視により予想されるコスト削減
30%
2020年から2021年の収益成長率
排除
反復可能なブループリントによる煩雑な手作業
デジタルインフラに対する需要の急増に対応
「私たちのビジョンは、デジタルインフラストラクチャイネーブラーになることです」と、Indonetのセールス担当バイスプレジデントであるNIC Tjioe氏は述べています。
1994年に国内初の民間ISPとして設立されたIndonetは、インドネシアにおけるデジタル変革を構築や推進するというミッションを持っています。Indonetは、金融サービス企業、eコマース企業、ハイパークラウドプロバイダ、中小企業にサービスを提供しながら、急速に成長しています。
ジャカルタにおけるデジタルインフラの需要の増加に対応するため、Indonetは2021年に開設したばかりのEDGE1からわずか数キロメートルの場所に、23 mWの電力と3400キャビネットのためのスペースを備えた巨大なデータセンターであるEDGE2を建設しています。Indonetは、両方のデータセンターネットワークのセットアップと運用を自動化し、シームレスな仮想環境でそれらを統一したいと考えました。
「レガシーネットワークを手動でプロビジョニングするには時間がかかり、エラーが発生するリスクが高くなります」と、IndonetのビジネスソリューションマネージャーであるRahman Isnaini氏は述べています。
インテントベースの自動化と運用にシフト
Indonetは、両方のデータセンターにおけるインテントネットワーク自動化と運用のために、Juniper Apstraに目を向けました。
「当社のネットワークは、顧客のミッションクリティカルなアプリケーションをサポートしていますが、Apstraを導入することで、明確な可視性と発生前に問題を予測する能力を獲得しました」とTjioe氏は述べています。
Indonetは、Apstraを使用して、新しいEDGEデータセンターで、Juniper QFX5110スイッチに構築されたEVPN/VXLANオーバーレイとファブリックアンダーレイの設計、導入、運用を自動化・検証しました。検証済みのテンプレートとゼロタッチプロビジョニングにより、安定したデータセンターの運用が可能になり、導入時間を短縮できるようになりました。
Apstraは、マルチベンダーサポートを備えた唯一のソリューションであるため、Indonetは別のサプライヤー機器に構築されたEDGEデータセンターのプロビジョニングと運用の自動化にもApstraを活用しています。Apstraにより、Indonetの運用チームは信頼できる唯一の情報源を持ち、強力な分析および根本的原因の特定を実現し、両方のデータセンター全体で問題を迅速に特定し、解決できるようになりました。
「Apstraが向上させるコスト効率は20%に達すると予測しています」とIsnaini氏は述べています。
インドネシアの成長するデジタルニーズに対応
拡張可能な自動化ネットワーキングにより、Indonetは効率と持続可能性を向上させることで、インドネシア国内のより多くの地域にデジタルインフラを導入できるようになりました。Indonetは、製造業の変革と輸出の拡大を目指す政府のIndustry 4.0構想を支援するため、製造業に大きなビジネスチャンスがあると考えています。
「Apstraにより迅速にサービスプロビジョニングできるようになりました」とIsnaini氏は述べています。「ジュニパーのおかげで、ネットワークを簡素化し、拡張可能なデジタルインフラを構築できるようになりました。」
Apstraは、運用効率の優位性をもたらすだけでなく、Indonetチームがデータセンターの新しい運用スタッフにトレーニングを行い、熟練したエンジニアが戦略的な業務に従事できるようにするのにも役立ちます。
「自動化により、少人数で多くの業務を行うことができ、エラーも少なくなります」とIsnaini氏は述べます。
2022年11月公開