Aston Martin、ITを促進してビジネスをスピードアップ

Aston Martin Lagondaは、高級車を新たなレベルへと引き上げます。長期的に持続可能な自動車事業を構築する戦略的計画の一環として、Lagondaの全電気自動車など7つの新モデルを7年間で生み出すという「セカンドセンチュリー計画」を策定したのです。

「Aston Martinは、世界で最も達成度の高い自動車技術を構築する英国で優れたスポーツカーブランドとなるべく存在しています」と、Aston MartinのIT担当ディレクターであるスティーブ・オコナー氏は述べます。

セカンドセンチュリー計画を実現するにあたり、Aston Martin Lagondaでは、ビジネスとITの足並みをそろえていく必要がありました。情報テクノロジーは、社内ソフトウェア開発、自動車設計とエンジニアリング、手作業による生産から日常の財務、マーケティング、その他の事業運営まで、ビジネスの核心を支えています。「IT部門の最大の課題は、ビジネスの速度についていくことでした」と、オコナー氏は述べます。「私たちは、ITサービスを迅速に提供するために、より革新性、俊敏性、応答性を高める必要がありました。」

IT変革は、英国ウォリックシャーのゲードンにあるAston Martin Lagondaの本社で始まりました。「IT機能を稼働することが可能で、2つの環境全体で一貫しているネットワークプラットフォームを求めていました」と、Aston Martinのネットワークアーキテクトのダリル・アルダー氏は述べます。Aston Martin Lagondaは、ネットワークサービスにさらに俊敏性をもたらすためにジュニパーネットワークスを採用しました。

「私がパートナー候補に最初に求めたのは、IT機能を拡張する存在となっていただくことでした」と、オコナー氏は述べます。ジュニパーに出会い、同社のビジネスがいかに弊社ビジネスと関連性があるかを理解し、ジュニパーが私たちに必要なIT機能の拡張を提供できることは明らかでした。」

Aston Martin Lagondaネットワークチームは、ジュニパーのルーティング、スイッチング、セキュリティプラットフォーム全体で動作するJunosオペレーティングシステムのシンプルさと信頼性を評価しています。

「Junos OSは、チームにとって非常に管理しやすいものでした」とアルダー氏は述べます。「私たちは、設定を効果的にテンプレート化し、拡張をネットワークに非常に簡単に展開できます。」

同時に、ネットワークチームは自動化の使用を進めています。オコナー氏は、「自動化により、人員を増やさなくても一貫した拡張が可能です」と述べています。「ジュニパーのシンプルなネットワークのおかげで、私たちは効率的にネットワークを運用できるネットワークチームを構築できました」とアルダー氏は付け加えます。

Aston Martin Lagondaとジュニパーの関係は強固なものです。「ジュニパーが持つ大きな差別化要因の1つは、当社の技術チームとジュニパーの技術チームとの関係性です」とオコナー氏は述べます。「P2P（ピアツーピア）レベルで、ビジネスを継続するために必要なレベルに到達するために本当に重要となっています。」

「最近では、ITは公共事業のように見なされています。機能しなければならない存在です。実証された、ビジネスとして必要とする成果を提供するネットワークを設けることが私たちにとって重要なことです。ジュニパーはそれを提供してくれました。」

「ジュニパーのおかげで、シンプルで一貫性に優れ、サポートしやすい高パフォーマンスのネットワークが実現しました。」とオコナー氏は述べます。「ジュニパーは、投資収益率を向上させてくれます。」