Customer Success Story
ActivePortのネットワークアプローチがサービスとイノベーションを加速
マネージドサービスプロバイダであるActivePortは、データセンターからプライベートクラウドとパブリッククラウドまで、柔軟で経済性に優れたラストマイル接続を必要としていました。
ActivePortは、Software-Defined Networking(SDN)とネットワーク機能の仮想化(NFV)を活用して、お客様によるキャリアやデータセンターサービスの迅速なプロビジョニングと拡張をサポートしています。ActivePortは創業1年目にして「2017 Western Australia Innovator of the Year」プログラムのセミファイナリストに指名されました。
ネットワークサービスのオンデマンド配信により柔軟で俊敏なクラウド接続が実現
SDNとオーケストレーションがサービスの配信とライフサイクル管理を自動化
イノベーターであるActivePortは、従来のキャリアおよびデータセンターサービスのプラットフォームに潜む落とし穴や手動設定による制限を避けたいと考えていました。そこで、SDNとNFVを利用して、ネットワークサービス、自動化されたライフサイクル管理、柔軟なクラウド接続をお客様にオンデマンドで提供していました。
「私たちはクラウドへの画期的で破壊的なアクセスパスを提供しているのです」と述べるのは、ActivePortのCEOであるPat Cleary氏です。「当社はSoftware-Defined Networkingを活用し、支社/拠点向けネットワークに適用可能なパブリッククラウドサービスおよびプライベートクラウドサービスへのアクセスを提供するプロビジョニングポータルを構築しました。」
柔軟でコスト効率に優れたクラウド接続を実現するために、ActivePortはパフォーマンス、拡張性、自動化の要件を満たす最高のネットワークセキュリティソリューションを求めていました。サービスプロバイダの間でのジュニパーの確固たる地位が、ActivePortの創業者がお客様からの要件を直接実感したことと相まって、ジュニパーは適切な選択肢でした。
「私はジュニパーのファンです」とActivePortのマネージングディレクターであるGrant Farrow氏は述べています。「15年以上前、私はオーストラリアで初めてジュニパーのファイアウォールを使ってお客様に一対一のサービスを提供したサービスプロバイダの1社に在籍していました」
ActivePortは、ネットワークコア、エッジ、お客様サイトでジュニパーを使用しています。お客様はジュニパーのSRXシリーズを選択して、次世代ファイアウォールサービスを提供することができます。または、柔軟性を最大限にするため、お客様はジュニパーネットワークスNFNFX250ネットワークサービスプラットフォームを使用できます。
NFX250プラットフォームを利用することで、ActivePortはお客様向けのネットワークサービス提供を簡素化、パーソナライズでき、同時にITの効率性を最適化し、仮想化したサービスを追加して収益の増加を推進することも可能になりました。ActivePortのサービスオーケストレーションでは、お客様が次世代ファイアウォールなどのネットワークサービスをセルフプロビジョニングでき、変動する容量需要に合わせて帯域幅を調整できます。
ジュニパーのネットワークセキュリティにより、ActivePortはネットワーク以上のものを構築しました。「私たちは、データセンターからクラウドへのラストマイル接続を解放します」とCleary氏は述べています。SDN搭載サービスの基盤としてNFX250プラットフォームで、ActivePortは収益性を促進する方法でIT効率を最適化しながら、お客様向けマネージドサービスの配信を簡略化し、パーソナライズしました。
ActivePortのお客様は、今日のサイバー攻撃から保護し、ビジネスの継続性を維持するのに不可欠な非常に高速なファイアウォールと侵入保護により、Juniperのセキュリティで保護されています。エンドツーエンドの自動化を備えた一元管理により、セキュリティに対する姿勢を最新に保ち、一貫性を確保できます。ActivePortは、今後の成長に強気の見通しを持っています。「クラウド、特にOffice 365の導入が急速に増加しているため、市場がクラウドマネージドサービスを受け入れる準備ができていると見ています」とCleary氏は述べています。
2017年9月公開