統合型PON

モバイル・バックホール、リモートPHY、ダイレクトインターネット、およびメトロイーサネットなどの既存のイーサネットサービスと同時に、新しい10G PONサービスを同一デバイス上に展開することができます。

サードパーティのONU/ONTデバイスを幅広く利用し、1Gまたは2.5GのFTTxサービスを既存のファイバプラント上で10G PONに容易に移行することが可能です。グリーンフィールドアプリケーションでは、すべてのファイバーに10G PONを導入することで、競争力の高いアクセスおよびアグリゲーションサービスを実現できます。いずれにせよ、新しいPONアーキテクチャには、業界をリードする仮想あるいは物理BNGソリューションとJunosオーケストレーションのメリットがあります。

統合型PONは、ほとんどのサードパーティのONU/ONTデバイスと互換性があり、レガシーシステムとのベンダーロックインを排除することができます。ジュニパーは、カスタマイズされたエンドツーエンドのワークフローを作成するための、業界で最も包括的な自動化ツール群を提供します。ツールは、運用を統合するためのさまざまなAPIをサポートし、NETCONFコンフィギュレーションプロトコル、およびYANGデータモデリングにも対応しています。 

統合型PONは、ブロードバンドプロバイダーがサービスの俊敏性、加入者密度、および自動化を実現できるようサポートします。ジュニパーの統合型10G PON OLTトランシーバーと対応ACXシリーズルーターをJuniper BNG対応サービスアーキテクチャ上で組み合わせることにより、ブロードバンドサービス提供ネットワーク全体の負荷分散と拡張が可能な高度分散型アクセスおよびアグリゲーションソリューションに仕上げています。