Customer Success Story
VerizonがJuniper 400Gでネットワークコアの容量を4倍に拡大
Verizonはお客様のデジタル要件の高まりと5G超広帯域サービスの需要に対応するため、自社のコアネットワークの強化を進めています。Juniper 400Gルーティングに移行することで、Verizonは、秒あたり115テラビットのデータを常時管理できるようになります。
4倍
ファイバーネットワークコアの容量
コスト低減
予測可能な速度と高密度ルーティングによるビットあたりのコスト低減
拡張性
2032年までお客様の要求に応える設計
249%
1年間でのVerizonの5G超広帯域ネットワークのデータ使用量の増加
ネットワークコアを拡大
「5G超広帯域をより多くの人や企業が利用できるようになるにつれて、お客様により良いエクスペリエンスをもたらすことができるようになります」とVerizonでネットワーク計画担当副社長を務めるケビン・スミス氏は述べています。
大規模な成長機会に備えるため、Verizonはグローバルなファイバーバックボーンを進化させる必要がありました。次世代統合型コアネットワークを設計して、膨大なトラフィックの増加に対応するために必要な拡張性と長寿命化を実現するとともに、ビットあたりのコストを大幅に削減したのです。
拡張性と長寿命性を実現するために設計されたコアインフラストラクチャ
ジュニパーソリューションはVerizonのアクセス、エッジ、コアネットワーク全体で使用されています。数十年にわたるジュニパーとのパートナーシップを基に、Verizonは同社の次世代パケットコアにJuniper PTX10008、PTX10004、PTX10016ルーターを導入しており、これにより今日の400Gをサポートし、800Gへと移行できるシームレスなパスを準備しています。
ネットワークをアップグレードしたことで、Verizonはいつでもネットワーク上で115Tbsのデータを管理できるようになりました。今後数年間で230Tbpsにまでアップグレードすることができます。
ジュニパーを使用することで、コアネットワークの信頼性、プログラム可能性そして効率性がさらに向上します。
ジュニパーのルーターは既存の機器の半分のサイズと小さく、Verizonのコア施設のスペース要件を軽減して、運用に必要な電力使用量とギガビットあたりのコストを削減します。ジュニパーネットワークでは、高度な自動化により迅速な意思決定と変更を実現し、レポーティングのテレメトリを強化してリアルタイムでパフォーマンスを改善し、セグメントルーティングを導入してよりインテリジェントなルーティング決定を行うことができます。
デジタル世界の基盤を構築
ジュニパーでネットワークコアを強化することで、Verizonは無線、家庭用インターネット、企業、中小企業、家庭用ファイバーの各お客様に対応するために必要となる帯域幅を大幅に拡大できます。
このネットワークは、エンターテインメント、ゲーミング、拡張現実、バーチャルリアリティなどに対して消費者と企業が持つ期待に応えるためのデジタル基盤を構築します。5Gはリアルタイムアプリケーションをサポートし、いたるところでモノのインターネット(IoT)接続を可能にすることで、産業の変革を約束します。
次世代コアネットワークの中核にジュニパーを据えることで、Verizonは拡張性と密度を向上させながら、ビットあたりのコストを下げて新たな広帯域サービスを提供できます。同社が持つジュニパーに関する深い専門知識を活用することで、導入の迅速化と運用の効率化を図ることができます。
100万マイルを超えるファイバーに広がる新しいコアネットワークの構築は途方もない作業ですが、Verizonは第一段階として、84カ所の拠点に新しいジュニパーのルーティングを導入する予定です。
2022年9月公開