Customer Success Story
400Gは、Sparkleのグローバルネットワークに明るい光を照らします
400Gは、最大のTier 1グローバルサービスプロバイダの中で、Sparkleの新たなレベルの拡張性を実現します。デジタル需要が加速するにつれ、ジュニパーの400Gソリューションを利用すると、Sparkleはコンテンツプロバイダ、ピアリングパートナー、その他のIPトランジットのお客様の需要に対して、コスト効率良く対応することができます。
第5位
最大のグローバルサービスプロバイダ(適用インターネットデータ分析センター)
77 Tbps
2021年にデータトラフィックを世界中に送信
400G
ポートにより、単一の100Gポートに関してTCOを下げることができます
25年間
高速IPトランジットの提供の歴史
根強いグローバルデジタル需要
「お客様は帯域幅を強く求めています」とSparkleのIPトランジットシニアプロダクトマネージャーのSandro Di Giacomo氏は言います。最大のTier 1トランジットプロバイダとして、サービスプロバイダのお客様からの強い要望に応えるために、400Gを導入したいと考えました。」
Sparkleは、TIM Groupが所有しており、これは、ヨーロッパからアフリカ、南北アメリカ、アジアに広がる600,000キロのファイバーネットワークであるSeaboneを管理しています。またSparkleは、Telecom ItaliaにIPトランジットサービスを提供しています。
2021年に77 Tbpsのデータを伝送後、Sparkleは、特にクラウドアプリケーション、コンテンツ、ストリーミングメディアに対して、バックボーンネットワークを今後の成長に対応できるようにしたいと考えました。
「目的は、400Gでの相互接続を求めるお客様に対応できるようにしておくことです」とSparkleのシニアプロダクトエンジニアであるMaurizio Pagnottelli氏は言います。
DI Giacomo氏とPagnotelli氏は、20年以上にわたり、企業のIPトランジットネットワークのエンジニアリング行ってきました。
400Gはスケールメリットを向上します
400Gは、Sparkleが、高性能な国際IP接続を提供するのに効率的な方法です。
高スケールの100Gおよび400G向けに設計されたジュニパーPTXシリーズパケットトランスポートルーターを使用すると、Sparkleは、小規模なフットプリントで同じ帯域幅を提供して、ビットあたりのコストを下げることができます。400G対応のネットワークは管理が容易で、全体のポート数が少ないため、消費電力が下がります。
超コンパクトで超高密度なPTXルーターは、信頼性や機能を犠牲にすることなく、一部のSparkleの拠点のスペースと消費電力の制限に対応することができます。Sparkleは、独自のポイントオブプレゼンスでモジュラーPTX10004およびPTX10008ルーターを、コロケーション施設でコンパクトなPTX10003ルーターを使用します。
PTXルーターは、マイクロサービスアーキテクチャを備えたクラウドに最適なネットワークOSであるJunos Evolvedを実行し、耐障害性、高速処理、プログラマビリティを提供します。Junos Evolvedは、シンプルさと運用の一貫性を提供し、Junos OSでSparkleの豊富なエンジニアリングエクスペリエンスや運用エクスペリエンスを維持します。
グローバルバックボーンは400Gで25周年記念を祝福します
Sparkleは、400Gに移行することで、スケールメリットを向上させて、増大する容量のニーズに対応することができます。Sparkleのバックボーンは、25年間にわたって、45 Mbpsから400 Gbpsまで約10倍に成長しました。
「400Gでは、ネットワークが合理化され、複数の100-Gbpsリンクを使用する必要がありません」とPagnottelli氏は言います。
地中海沿岸地域にサービスを提供しているSparkleのSchilyハブと、ヨーロッパ大陸にサービスを提供しているMilanハブは、400Gに移行した最初のハブで、マルセイユ、フランクフルト、アムステルダム、マイアミ、サンパウロ、ブエノスアイレスとともに、最大で最も重要なヨーロッパ、米国および南アメリカのIPハブです。その他のポイントオブプレゼンスは、コンテンツプロバイダ、ストリーミングメディア、ピアリングパートナー、その他のIPトランジットのお客様からの要望に応えます。
2022年3月発行