Customer Success Story
Airtel Africaがネットワーク自動化で加入者のエクスペリエンスを向上
Airtelは、アフリカの広大な大陸全体にひろがる何百万人もの人々にモバイル音声、データ、決済サービスを提供しています。このモバイルネットワークオペレーター(MNO)は、世界クラスのエクスペリエンスを提供し、現在十分なサービスを受けておらず、銀行もなく、インターネットに接続していない状態のコミュニティが、デジタルワールドから利益を得られるようにするために取り組んでいます。高度に自動化されたジュニパーネットワークスの製品で、Airtelがネットワークサービス目標を効率的に達成できるように貢献しています。
概要
会社名 | Airtel Africa |
業界 | サービス プロバイダ |
使用製品 | Juniper Apstra, Anuta ATOM, PTXシリーズ, MX Series, QFXシリーズ |
地域 | EMEA |
14カ国をサポート
チャド、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ガボン、ケニア、マダガスカル、マラウィ、ニジェール、ナイジェリア、ルワンダ、セイシェル、タンザニア、ウガンダ、ザンビア
1億2,800万
2022年度の顧客数、モバイルデータとモバイル決済サービスにおいて強固な成長を達成
サービス品質を向上
自動トラブルシューティングにより、応答時間とネットワーク修正を高速化
成長を推進
アフリカ全土にモバイルサービスを拡大
手頃な価格のモバイルサービスへのアクセスを拡大
セイシェルの手つかずのビーチから赤道直下にあるガボンのジャングルにいたるまで、Airtelは独自の地域の中で事業を展開しており、それぞれの地域が地理面およびインフラストラクチャ面で独自の課題を抱えています。各国がマルチベンダーネットワークを持ち、技術スキルも様々で、独自の事業体として運営しています。
Airtelは、トランスポートネットワークを400Gにアップグレードして、大規模なパフォーマンスを提供し、同社のモバイル音声、データ、決済サービスの成長をサポートできるような、新しいモバイルコアを構築したいと考えていました。そこで、この機会に同社のネットワークを再設計することで、地域全体のサービスの俊敏性、パフォーマンス、および運用効率性の向上を図ることにしました。
自動化でネットワークサービス品質を確保
ジュニパーを導入することで、Airtelは、信頼性、拡張性、安全性に非常に優れたネットワークを利用できます。ネットワーク自動化により、広大な土地で現地には専門とするエンジニアリングリソースがなくても、サービス提供が迅速化され、問題発生時に迅速なトラブルシューティングが可能になります。
同社は、コアネットワークにはJuniper PTXシリーズのパケットトランスポートルーターを使用し、Juniper MXシリーズのユニバーサルルーティングプラットフォームを採用することで、消費者や企業に高度なサービスを提供しています。
Juniper Apstraのインテントベースネットワーク構築ソフトウェアにより、モバイルコアでは信頼性の高い自動化運用が得られます。Apstraを使用することで、Airtelインフラストラクチャチームは、信頼できる唯一の情報源、強力な分析、根本原因の識別を通して運用を迅速化し、問題が発生したときには迅速に特定し、解決することができます。
Airtelは、近い将来にクローズドループ自動化/オーケストレーションを実装することを目的としており、サービスプロビジョニングとネットワーク構成を自動化して簡素化するために、Anuta ATOMワークフロー管理プラットフォームを展開している段階にあります。
MNOはジュニパーのプロフェッショナルサービスと密接に連携してネットワーク自動化の運用を進めることで、プロバイダが新しいネットワークからより早く価値を引き出せるようにしました。
簡素化と自動化が事業成長を促進
Airtelは、アフリカで初めてJuniper 400Gルーティングを導入し、Apstraをいち早く採用したサービスプロバイダであり、この画期的な決定によりネットワークの近代化が迅速化され、ビジネスと消費者からのモバイルサービスへの需要の高まりに応えられるようになりました。
この新しいネットワークにより、Airtelは4Gサービスの可用性を拡大し、5Gの基盤を築いて、SD-WANやクラウドへの直接接続などのビジネスサービスを市場に提供することができます。
ネットワーク自動化により、Airtelは同社のネットワークを拡張可能で、効率的な方法で管理できるようになり、人為エラーの発生を劇的に低減して、国全体で一貫したサービス品質を確保できるようになりました。
2022年9月公開